三十六点八度、沮喪より

 

三歳児が解き放った 魔法の言葉は健在

退けた酸素 深く巡って このまま死にたい

 

灯を隠してた 暗闇すら愛しい

酔いが覚めた 僕の背徳感だった

 

目が覚めたら

君に会いたい

ぎゅってして

意識は朦朧

赤い箱の煙草に嫌悪

 

隠されてた

それを知らない

少年少女

全てに「さよなら]

 

裏側に染み付いた 委ねたままの記憶

鋭い目つきで睨まないで 優しいふりをしてて

 

覚えのある話だった 『嫌われ者の天才』

役割果たして 適格に舞った

 

気が付いたら

君に会いたい

ぎゅってして

意識は朦朧

赤い箱の煙草に接吻を

 

隠されてた

それを知らない

少年少女

いつか全てに「さよなら」

 

抱えてる花束は誰の為、枯れてゆくの?

三十六度の熱に溺れてく

 

目が覚めたら

君に会いたい

めんどくさいよね

嫌われてるような気がしてた

 

隠されてた

それを知らないよってね

 

痛みを知らずして愛は歌えない。

 

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作詞:心春

作曲:心春